大塚化学(株)は、水加ヒドラジン(HH)の日本で最初のメーカーとして、1951年より生産を行い、ヒドラジン誘導体での自家消費と日本及び世界市場に販売、1988年にHHの第2の生産拠点として韓国蔚山にKOCを設立しHH事業を拡大してきた。
三菱ガス化学(株)も四日市工場に独自技術のHHのプラントを有し、日本及び世界市場に販売をしてきた。HH事業に特化・集中し、将来に向け更にその事業を強化・発展させる目的で両社のこの事業を統合し、2004年4月にエムジーシー大塚ケミカルを設立した。
【販売体制】
KOCが生産するHHは当社が、全世界に輸出販売するとともに徳島工場で濃調し日本国内の顧客に販売している。四日市工場で生産するHHは日本国内向け販売が中心で一部は海外へも輸出している。